不妊治療の基本的な流れ

鍼灸の不妊治療

☆目的:妊娠しやすいこころと身体をつくる

  • 不妊の方のこころと身体

    ・バランスを崩している状態

    ・東洋医学:未病または疾病状態

  • 妊娠しやすいこころと身体

    ・こころも体も健康

鍼灸対応の症状:生理学的不調(機能的不調)

  • 自律神経の不調(循環中枢、体温調節中枢、ホルモン分泌の調節などに支障
  • 循環不良(筋ポンプ、弁の不調など)
  • 精神的負担(各種のストレス、不安感)

鍼灸の期待される効果

  • 循環不良の改善: 軸索反射→血流量増大 
  • 自律神経の調整: 体制自律反射(生殖器などの内臓等および血管拡張など調整)
  • 不快な痛みを除去: 下向性痛覚抑制系(不安要因の除去)
  • 心因性不調の調整
  • 免疫力増大:免疫作用→風邪など感染症予防

  • 温かい身体への変化
  • こころを穏やかに
  • 痛みの無い、風邪などひかない身体
  • 卵のグレードを高める

施術方法

積聚治療を基本とした施術

  • 診断(脈診)→脈診より定まりし部位(ツボ)への刺鍼→診断(腹診)→
    調整(腹部への接触鍼)→腹部への施灸   体位:仰臥位(仰向け)
  • 脈診腹診より定まりし部位(ツボ)への刺鍼→脈診・腹診より定まりし部位への施灸
    体位:腹臥位(うつ伏せ)
  • 頭頸部への刺鍼
    体位:側臥位左右(横向き左右)

1.脈診

脈を診て心身の調子を診断する

左右の手関節付近の上で脈を診る(六部定位脈診)

  • 五臓六腑のバランスを診る。
  • 証立てする(東洋医学による診立て)
  • 証を治療するための刺鍼部位(ツボ)の決定

2.刺鍼

要穴(ようけつ)を使う

3.腹診

お腹の状態で心身の状態を診断する

腹診エリアの術者押圧でお腹の状態を判断

  • 五臓六腑のバランスを診る。
  • 脈診と総合して証を決定する。
  • 接触鍼での治療をする。

4.腹部への施灸

お臍のやや下への施灸

統計により妊娠しやすいエリアとされている

5.脈診・腹診より定まりし部位(ツボ)への刺鍼

下腿への刺鍼(膝から下の脚)

腰部への刺鍼

6.脈診・腹診より定まりし部位(ツボ)への施灸

背部への施灸

足底への施灸

7.頭頸部への刺鍼

背部への施灸

足底への施灸

施術スケジュール

※施術の日程は受ける方の体調や鍼灸効果の状況によって変化する。

基本:1回/週、場合によっては2回/週

月経期の終了(生理終了)後から排卵までの間、約10日間(増殖期)は
比較的多めの施術が良い。→卵のグレードにかかわる

自然妊娠を目指す場合は排卵日後5~7日までの施術をし、妊娠したかの
判断を待つ。判定を待つ間は施術をしない。

体外受精の場合は受精卵を移植する当日または翌日まで施術を続け、妊娠判定
を待つ。判定を待つ間は施術をしない。

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